橋下知事の「行革」と道州制推進は大阪府解体につながる
2008年 12月 10日
2008年12月10日
大阪自治労連主催の「第19回大阪自治研集会男女平等分科会」に参加しました。
講師は「道州制で日本の未来は開けるのか」の著者・京都大学大学院の岡田知弘教授です。
今日の分科会の主な演題は~どうなる男女平等政策~「橋下行革+大阪府解体=道州制」として、道州制がいかに憲法と地方自治に反するものか。それをめざす橋下知事の本質、維新プログラムの中身の暴露などの講演がありました。
今年2月に誕生した橋下大阪府政は、「大阪維新プログラム案」により福祉・医療・教育など住民のいのちと暮らしを守る施策をバッサリと切り捨て、府民からの批判の声や請願・陳情など大きな運動の前にも手を緩めることなく「財政再建」の名の下に行政改革をすすめています。
府民のくらしの声や議会の論戦にも全く耳を貸さないやり方や、パブリックコメントを募集しながら集約結果とは逆行する予算を議会でごり押しするなどあきれるばかりです。
男女平等政策も例外ではなく、ドーンセンターの自立化をはじめ予算の削減と施策の廃止がおこなわれています。
その上、橋下知事は関西州を目指すことを公言し「道州制」に執着しています。もっぱら推進の旗振り役をしていますが、その背後に日本経団連があります。財界の狙いは究極の構造改革で更なる巨大インフラ整備や企業誘致で新たな儲けの場を取り戻そうとしています。
道州制の狙いは「国が外交や軍事、全国的規模での開発事業にだけかかわり、社会保障や教育、治山治水など、本来全国的に国として責任を負うべき仕事を、地方に押し付ける」ものです。道州制の議論を大いに進める必要性を痛感しました。
大阪自治労連主催の「第19回大阪自治研集会男女平等分科会」に参加しました。
講師は「道州制で日本の未来は開けるのか」の著者・京都大学大学院の岡田知弘教授です。
今日の分科会の主な演題は~どうなる男女平等政策~「橋下行革+大阪府解体=道州制」として、道州制がいかに憲法と地方自治に反するものか。それをめざす橋下知事の本質、維新プログラムの中身の暴露などの講演がありました。
今年2月に誕生した橋下大阪府政は、「大阪維新プログラム案」により福祉・医療・教育など住民のいのちと暮らしを守る施策をバッサリと切り捨て、府民からの批判の声や請願・陳情など大きな運動の前にも手を緩めることなく「財政再建」の名の下に行政改革をすすめています。
府民のくらしの声や議会の論戦にも全く耳を貸さないやり方や、パブリックコメントを募集しながら集約結果とは逆行する予算を議会でごり押しするなどあきれるばかりです。
男女平等政策も例外ではなく、ドーンセンターの自立化をはじめ予算の削減と施策の廃止がおこなわれています。
その上、橋下知事は関西州を目指すことを公言し「道州制」に執着しています。もっぱら推進の旗振り役をしていますが、その背後に日本経団連があります。財界の狙いは究極の構造改革で更なる巨大インフラ整備や企業誘致で新たな儲けの場を取り戻そうとしています。
道州制の狙いは「国が外交や軍事、全国的規模での開発事業にだけかかわり、社会保障や教育、治山治水など、本来全国的に国として責任を負うべき仕事を、地方に押し付ける」ものです。道州制の議論を大いに進める必要性を痛感しました。
by chieko_kakita
| 2008-12-10 22:35