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元日本共産党池田市会議員垣田千恵子の日記です。 垣田千恵子のホームページにもリンクしていますのでTOPからご覧下さい。


by chieko_kakita
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大雨被害を教訓に雨水排水整備が行なわれてきました

2011年4月5日
東日本大震災の4日後の3月15日、日本共産党池田市会議員団は市長に対して市の震災対策の強化を申し入れたましたが、防災対策のひとつ水害対策については、過去の集中豪雨被害を教訓に市民の運動もあって、雨水整備対策が順次進められているところです。

 平成6年9月6日、池田市を襲った集中豪雨は、時間最大雨量130ミリ、総降雨量は21時から深夜2時までの5時間で293ミリを記録し、市域全体で床上浸水624戸、床下浸水1850戸という被害をもたらし、特に城南、神田、天神、北豊島地区では、多くの被害が出ました。
 上池田、城南地域の一般家屋の被害状況は特にひどく、市役所や郵便局なども大きな被害がありました。

 池田市は9・6集中豪雨を「四百年に一度の大雨だった」と発表しました。
 ところがその3年後、平成9年7月には時間降雨72ミリの大雨により床上浸水5戸、床下浸水40戸の被害が発生、同年8月には時間降雨84ミリの大雨がまたしても池田市街を襲い床上浸水54戸、床下浸水172戸という被害をもたらしました。このとき池田市は「二百年に一度の大雨」「二百五十年に一度の大雨」と発表したのです。

 市民からは「なぜ三年間に四百年、二百年、二百五十年に一度という大雨が降るのか」という疑問の声が出ました。

このとき日本共産党と私(垣田)は「大雨はなくせないが災害は無くせるはずと、専門家や池田市下水道部長、被災地域の町会長をはじめ市民みんなに呼びかけて「水害のないまちづくりを考えるシンポジウム」を開いたのです。

 こうした市民運動から池田市では 総額170億円の雨水整備基本計画を発表。現在まで順次雨水整備が計られているところです。

 これまでの雨水整備の主なものは、江原川の河川改修工事、池田小学校・池田中学校の校庭雨水貯留、八王子川雨水増補幹線(辻が池公園から夫婦池までの貯留菅埋設)、石橋第1増補幹線など(総額約81億円)が実施されてきました。

 城南地域では八王子川雨水増補幹線に枝菅を接続埋設する工事も終了しました。
 この地域では時間降雨50ミリに対応する雨水整備は一応出来たわけです。
 今後はさらに池田中学校区で同様の面整備が行なわれます。 
by chieko_kakita | 2011-04-05 07:54