明日から市会議員選挙
2011年 04月 16日
2011年4月16日
いよいよいっせい地方選挙後半戦が始まります。
大震災と津波による被害に加え、原発事故の被害が加わり、多くの方が胸を痛めておられる中での選挙です。
復興支援と被災者救援、池田で「いのち・暮らしを守る福祉・防災のまちへ」というのが有権者の関心にこたえることになると思います。
テレビのニュースで17歳の少女が、8人家族で1人だけ生き残ったと報道されていました。その彼女が笑顔で生きていきたいと、決意を述べていました。これを見た人がテレビの前で声を出して泣いたと語ってくれました。
被災者の一人ひとりにこのような悲しい、辛い状況が重くのしかかっているのです。
一刻も早くせめて人間らしい生活を取り戻せるように政治の責任で解決をしていかなければなりません。
この大災害を乗り越える過程で誰もが安心して暮らせる新しい日本を築いていくためにはいま、何が必要で、何が無駄なのか考えていくことがこの選挙で問われているのだと強く思います。
池田市政においては、
1つめは、被災者支援と復興に全力を挙げるとともに、安全優先の原子力行政を国に求めることです。
大震災の被災者救援と原発事故の危機収束は今後、長期にわたってその根本的解決が迫られる国民的な大問題となってきました。この2つの大問題を政治的立場の違いを超えて国民みんなが、総力を挙げて取り組む必要があると考えます。
特に原発問題は日をおうごとに事態が深刻となり、12日には原子力安全保安院は「レベル7」との暫定評価をしました。
解決に当たっては、何の根拠もない安全神話からぬけだすことが何よりも大事です。そのうえで万全の安全体制をとること。放射能汚染のデータの公表と、正確な情報を国民に公開すること。被害に対して全面的賠償をするなど課題は山積しています。
私は、原子力行政と、エネルギー政策への抜本的転換を国にもとめます。
2つめには、この池田における防災対策の強化と、安全・安心のまちづくりです。
防災対策を強化するうえで特に地震対策については東南海・南海地震、東海地震の連動を想定した計画に改めることがもとめられます。
現在の池田市では、東南海・南海地震、東海地震の連動が起こったとしても、池田市には及ばないだろうということで、それは想定されていません。
しかし、今回の東日本大震災を見るとき、想定外をも想定しなければならないということが教訓としてあります。
日本共産党池田市議団はもう何年も前から地震対策は東南海・南海地震、東海地震の連動を想定した計画に改めることを要望して来たところですが、東日本大震災が起こった4日後の3月15日に、市長に対して改めて要望書を提出しました。
そのうえで、子供たちが1日の大半を過ごし、災害時の避難場所となる公立の小・中学校の校舎や体育館の耐震化は緊急に必要です。
池田市の場合公立小・中学校の耐震化率は全体の40%と、大阪府内でも最下位に近く大変遅れた状態にあります。早急に校舎の耐震化が求められるのです。
危険箇所の総点検を行ない、土砂崩れを防ぐ観点からも市民の宝・五月山の緑を守り墓地開発ストップさせること、市民のいのちと財産を護る防災対策を進めて行くことが大事です。
3つめには、池田を福祉・医療・暮らし最優先へ転換することです。
今日の日本社会の行き詰まりは小泉構造改革から始まる社会保障費、毎年2200億円の切捨てと、規制緩和でリストラと大量の非正規雇用をうみだした点にあります。
池田市政はこれに追随し「みなおし97」に始まるさまざまな行財政改革を行い、国保料の毎年値上げ、公立幼稚園の統廃合、保育所の民営化など福祉が切り捨てられてきました。
この流れを続けるならば地域経済の閉塞状況の下で市民生活をいっそう深刻な事態に追いやると考えます。いのち・くらしをまもり福祉・医療・暮らし最優先の街をつくることがもとめられます。
そのためには 国保料、介護保険料の値下げ。
子供の医療費を中学校卒業まで無料にするなど市民の生活を支援することが必要です。
また、雇用を創出し、中小業者への仕事起こしともなるリフォーム助成制度の創設も大事です。
私はこれまでにも 辻が池公園と夫婦池を結ぶ貯留管の設置、上池田・城南地域の浸水被害対策として雨水排水対策など水害のない街づくりを進めてきました。
鉢塚地域からの強い要望を受け、2年前には阪急バスの新路線が開設されました。
五月丘小学校体育館の建替え、五月丘団地・緑ヶ丘団地の建替えに伴う市営住宅の建設。豊能町との合併案を廃案にしたときもいずれも市民のみなさんの運動と議会活動が実ったものです。
園芸高校移転問題、団地の建替え、水害など重要な問題がおこったときには、いち早く情報をお知らせし、アンケートやシンポジウムなどで市民の声を聞き、知恵を集めて政策化し、市民要求実現へと働いてきました。
市民の皆さんとの共同でいのち・くらしを守る福祉・防災のまちづくりへといっそう頑張る決意です。
いよいよいっせい地方選挙後半戦が始まります。
大震災と津波による被害に加え、原発事故の被害が加わり、多くの方が胸を痛めておられる中での選挙です。
復興支援と被災者救援、池田で「いのち・暮らしを守る福祉・防災のまちへ」というのが有権者の関心にこたえることになると思います。
テレビのニュースで17歳の少女が、8人家族で1人だけ生き残ったと報道されていました。その彼女が笑顔で生きていきたいと、決意を述べていました。これを見た人がテレビの前で声を出して泣いたと語ってくれました。
被災者の一人ひとりにこのような悲しい、辛い状況が重くのしかかっているのです。
一刻も早くせめて人間らしい生活を取り戻せるように政治の責任で解決をしていかなければなりません。
この大災害を乗り越える過程で誰もが安心して暮らせる新しい日本を築いていくためにはいま、何が必要で、何が無駄なのか考えていくことがこの選挙で問われているのだと強く思います。
池田市政においては、
1つめは、被災者支援と復興に全力を挙げるとともに、安全優先の原子力行政を国に求めることです。
大震災の被災者救援と原発事故の危機収束は今後、長期にわたってその根本的解決が迫られる国民的な大問題となってきました。この2つの大問題を政治的立場の違いを超えて国民みんなが、総力を挙げて取り組む必要があると考えます。
特に原発問題は日をおうごとに事態が深刻となり、12日には原子力安全保安院は「レベル7」との暫定評価をしました。
解決に当たっては、何の根拠もない安全神話からぬけだすことが何よりも大事です。そのうえで万全の安全体制をとること。放射能汚染のデータの公表と、正確な情報を国民に公開すること。被害に対して全面的賠償をするなど課題は山積しています。
私は、原子力行政と、エネルギー政策への抜本的転換を国にもとめます。
2つめには、この池田における防災対策の強化と、安全・安心のまちづくりです。
防災対策を強化するうえで特に地震対策については東南海・南海地震、東海地震の連動を想定した計画に改めることがもとめられます。
現在の池田市では、東南海・南海地震、東海地震の連動が起こったとしても、池田市には及ばないだろうということで、それは想定されていません。
しかし、今回の東日本大震災を見るとき、想定外をも想定しなければならないということが教訓としてあります。
日本共産党池田市議団はもう何年も前から地震対策は東南海・南海地震、東海地震の連動を想定した計画に改めることを要望して来たところですが、東日本大震災が起こった4日後の3月15日に、市長に対して改めて要望書を提出しました。
そのうえで、子供たちが1日の大半を過ごし、災害時の避難場所となる公立の小・中学校の校舎や体育館の耐震化は緊急に必要です。
池田市の場合公立小・中学校の耐震化率は全体の40%と、大阪府内でも最下位に近く大変遅れた状態にあります。早急に校舎の耐震化が求められるのです。
危険箇所の総点検を行ない、土砂崩れを防ぐ観点からも市民の宝・五月山の緑を守り墓地開発ストップさせること、市民のいのちと財産を護る防災対策を進めて行くことが大事です。
3つめには、池田を福祉・医療・暮らし最優先へ転換することです。
今日の日本社会の行き詰まりは小泉構造改革から始まる社会保障費、毎年2200億円の切捨てと、規制緩和でリストラと大量の非正規雇用をうみだした点にあります。
池田市政はこれに追随し「みなおし97」に始まるさまざまな行財政改革を行い、国保料の毎年値上げ、公立幼稚園の統廃合、保育所の民営化など福祉が切り捨てられてきました。
この流れを続けるならば地域経済の閉塞状況の下で市民生活をいっそう深刻な事態に追いやると考えます。いのち・くらしをまもり福祉・医療・暮らし最優先の街をつくることがもとめられます。
そのためには 国保料、介護保険料の値下げ。
子供の医療費を中学校卒業まで無料にするなど市民の生活を支援することが必要です。
また、雇用を創出し、中小業者への仕事起こしともなるリフォーム助成制度の創設も大事です。
私はこれまでにも 辻が池公園と夫婦池を結ぶ貯留管の設置、上池田・城南地域の浸水被害対策として雨水排水対策など水害のない街づくりを進めてきました。
鉢塚地域からの強い要望を受け、2年前には阪急バスの新路線が開設されました。
五月丘小学校体育館の建替え、五月丘団地・緑ヶ丘団地の建替えに伴う市営住宅の建設。豊能町との合併案を廃案にしたときもいずれも市民のみなさんの運動と議会活動が実ったものです。
園芸高校移転問題、団地の建替え、水害など重要な問題がおこったときには、いち早く情報をお知らせし、アンケートやシンポジウムなどで市民の声を聞き、知恵を集めて政策化し、市民要求実現へと働いてきました。
市民の皆さんとの共同でいのち・くらしを守る福祉・防災のまちづくりへといっそう頑張る決意です。
by chieko_kakita
| 2011-04-16 23:55