下水道事業を大阪府で一元化・・・?
2007年 09月 14日
2007年9月15日
土木委員会の続きです。
「各市で行なわれている下水道事業が大阪府で一元化される?」・・・となると池田市の見解ははどうなのか?これは14日の土木委員会で質問した内容です。
このニュースソースは、今年の1月31日、「毎日新聞」全国版2面で「下水道の管理 大阪府一元化 08年度から」と題する記事です。
これまでにも大阪府で一元化の準備が進められてきたそうです。
そして、府は基本的に市町村との合意を取り付けたとして、府議会や順次開かれる流域下水道組合議会に「説明」し、今年度内に各構成団体議会の議決を経て流域下水道組合を解散。府一元化に持ち込む構えです。
その趣旨として、①流域下水道関連施設の建設はほぼ終わり、今後は維持・管理業務が主体となる、②今や一部事務組合による運営方式は維持・管理の合理的な運営の妨げになろうとしている、③府に一元化する事によって、人員・経費の大幅な節減を見込むことができる、などがあげられています。
土木委員会で市側の答弁は「他の流域下水道は一部事務組合による管理運営となっている。ところが猪名川流域下水道は、構成団体の半分は兵庫県側である。だから府下の一部事務組合のようには行かない。12年度(平成24年度)ぐらいに府一元化ということになるだろう」と池田市としてはその方がいいと考えているようでした。
しかしここで大事なことは、住民にとってどうなるのかということだと思います。
例えば府内まちまちな下水道使用料はどうなるのか、合理的で機動的な維持・管理体制は築けるのか、十分見極めることが大事だと思います。
現在のように下水道事業を市が管理運営するやり方は、下水道利用者や地域住民の意見を集約し、運営に反映することができます。
特に池田市の場合、過去に局地的な大雨による浸水被害が出たときにも被災地域住民の意見を集約反映させ、機動的な維持・管理体制が発揮されました。
もし、市民による検討が不十分なままで一元化がすすめばこの長所がなおざりにされかねません。急いで結論を出さないことが大事だと考えます。
土木委員会の続きです。
「各市で行なわれている下水道事業が大阪府で一元化される?」・・・となると池田市の見解ははどうなのか?これは14日の土木委員会で質問した内容です。
このニュースソースは、今年の1月31日、「毎日新聞」全国版2面で「下水道の管理 大阪府一元化 08年度から」と題する記事です。
これまでにも大阪府で一元化の準備が進められてきたそうです。
そして、府は基本的に市町村との合意を取り付けたとして、府議会や順次開かれる流域下水道組合議会に「説明」し、今年度内に各構成団体議会の議決を経て流域下水道組合を解散。府一元化に持ち込む構えです。
その趣旨として、①流域下水道関連施設の建設はほぼ終わり、今後は維持・管理業務が主体となる、②今や一部事務組合による運営方式は維持・管理の合理的な運営の妨げになろうとしている、③府に一元化する事によって、人員・経費の大幅な節減を見込むことができる、などがあげられています。
土木委員会で市側の答弁は「他の流域下水道は一部事務組合による管理運営となっている。ところが猪名川流域下水道は、構成団体の半分は兵庫県側である。だから府下の一部事務組合のようには行かない。12年度(平成24年度)ぐらいに府一元化ということになるだろう」と池田市としてはその方がいいと考えているようでした。
しかしここで大事なことは、住民にとってどうなるのかということだと思います。
例えば府内まちまちな下水道使用料はどうなるのか、合理的で機動的な維持・管理体制は築けるのか、十分見極めることが大事だと思います。
現在のように下水道事業を市が管理運営するやり方は、下水道利用者や地域住民の意見を集約し、運営に反映することができます。
特に池田市の場合、過去に局地的な大雨による浸水被害が出たときにも被災地域住民の意見を集約反映させ、機動的な維持・管理体制が発揮されました。
もし、市民による検討が不十分なままで一元化がすすめばこの長所がなおざりにされかねません。急いで結論を出さないことが大事だと考えます。
by chieko_kakita
| 2007-09-14 23:18