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元日本共産党池田市会議員垣田千恵子の日記です。 垣田千恵子のホームページにもリンクしていますのでTOPからご覧下さい。


by chieko_kakita
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第4回合併協議会の報告です

 2004年7月13日 (火)
 第4回合併協議会が開催されました。選挙の余韻かどうか分かりませんが、なかなか頭の切り替えが出来ないまま協議会に臨みました。
 とはいっても「合併」も自民党政治のゆがみという点では、選挙中訴えたことと根は同じです。
 「国による自治体減らし」と「特例債による公共事業」の掘り起こしなどが財界の要請に応えて進められるという点では、1980年代からはじまった「臨調行革」と日本列島改造論による無駄な大型開発(これは今もって進められていますが)を思い起こします。違うのは経済状況です。当時は右肩上がりの状況でしたが、いまは国も地方自治体も財政難。そのなかで「特例債」をエサに苦渋の選択を余儀なくされているのが自治体ではないでしょうか。
 考えてみれば、財界というのは経済状況が良くても悪くても、たとえ自治体が財政難に陥っていても、(むしろ弱っているところを狙って)「企業の利益」追求のためには、おかまいなしにやってきますね。それを助長させているのが自民党政治です。法律まで作ってやるんですから・・・ね。
 話を協議会に戻しますと
 前回の協議会では、基本4項目(合併の方式、期日、新市の名称、市役所の位置)の協議をした際、合併の方式については意見がわかれました。豊能町委員がほとんど全員「対等(新設)合併を」と発言。池田市委員が大半「編入(吸収)合併を」主張したためです。結局一番基本となる4項目が決まらないまま、時間が経過しています。
 結論から言うと今回も決まりませんでした。
 しかし、今回は「合併協議の論点整理」と称する事務局のガイダンスが出され、これに基づいて質疑が行なわれました。これは、前回基本4項目を議論する際「全体像が分からない」という委員の声に応えたものです。
 「論点整理」は①合併にあたっての基本姿勢、②両市町が有する主な課題、③合併による効果、④合併にあたっての課題という項目からなり、これまでの散発的に出されていた疑問や問題点、それぞれが危惧していることがらにも応える形で整理されたものでした。「論点整理」は合併協議会報告のページに掲載しましたのでご覧ください。
 また、幹事会からは、合併の方式が決まらなくても協議できる項目について事務事業の調整をおこなったということで、協議8号から協議18号までの膨大な量の提案がありました。これは次回に協議するということになりました。
 基本4項目決定のタイムリミットは8月中ということで、次回8月3日が山場になりそうです。
by chieko_kakita | 2004-07-13 00:00