元日本共産党池田市会議員垣田千恵子の日記です。 垣田千恵子のホームページにもリンクしていますのでTOPからご覧下さい。


by chieko_kakita
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こどもの日に。 JR福知山線事故から10日目。

 2005年5月5日
 憲法と教育基本法が施行された翌年(1948年7月)、「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかる」ため【こどもの日】が制定されました。
 その2年後、児童憲章が制定されました。「児童は人として尊ばれる。児童は、社会の一員として重んぜられる。児童は、よい環境の中で育てられる」と。児童憲章は半世紀にわたって、大人の役割としての子どもの人権尊重を位置づけてきました。
 そして、国連「こどもの権利条約」に日本政府が批准署名をしたことで、さらにそれが充実したものになりました。条約は「子どもの最善の利益」「子どもの意見表明権」が規定されました。
 子どもにかかわるすべてのことは、子どもにとって何が最善かを考えてきめる。親はもちろん国や社会は、それを守らなくてはなりません。
 「こどもの日」にあたり、憲法、児童憲章、子どもの権利条約の精神を活かし子どもの声が尊重される社会を築いていかなくてはならないと思いを新たにしました。

 JR福知山線事故から10日目となりました。
 事故の犠牲者は107人にもなり、今なお病院で治療を受けている人が多数おられます。
 池田の市立病院にも入院されている方が2名、通院が2名おられるそうです。
 各新聞、テレビが事故の背景にまで迫る報道をしています。国鉄時代の「安全綱領」が継承されず、民営・分割化で「効率優先」「利益第一主義」へと徹底した意識改革と、リストラ、前近代的な「日勤教育」を行ってきたことと、「安全後まわし」の経営姿勢が浮き彫りになってきました。
 昨日は、事故車両に通勤のために乗車していたJR職員が、事故発生時人命救助を行わず、その場を去って自らの勤務についたことが判明し社会的に批判を受けています。批判は当然ですが、それほどまでに企業の教育が徹底されていて、人間らしい行為や生き方まで失われているのかと暗澹たる思いにさせられました。
 先日(4月30日)、阪急電車を退職された方から話を聞く機会がありました。
 その方は事故を起こした運転士が再教育を受けるのは当然とした上で、事故原因の一番に「規制緩和」をあげておられました。半径300メートルのカーブで事故がおきましたが、従来は半径450メートルだったというのです。また、運転士が急に失神状態になっても電車が停止する装置があるそうです。線路上のATS装置とあわせて運転席のノッチという装置も改善が図られているのに導入されていないという問題があるということでした。
 それとリストラ。乗客のために充分に安全確保をするための人員が無いのが現状だそうです。
 車両についても従来より20トンも軽量化されているためペシャンコになり、人的被害が増大する。等など今回の事故は、企業の飽くなき利益追求が労働者と国民の生活に与える悪影響を端的に示しています。どこへ行っても事故の話題でもちきりですが、企業の中で何がおきているのか深いところにまでえぐっていく必要があると思います。そして、今郵政民営化が推進されようとしていますが、国民生活はどうなるのかみんなで考察することが大事だと思います。
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by chieko_kakita | 2005-05-05 11:14