人気ブログランキング | 話題のタグを見る

元日本共産党池田市会議員垣田千恵子の日記です。 垣田千恵子のホームページにもリンクしていますのでTOPからご覧下さい。


by chieko_kakita
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

日本の高齢者は「怒り」がない?

 2006年4月17日
 「日本の高齢者は怒りがないなあ。ここまで痛めつけられているのに」
訪問したお宅でいきなり出た言葉です。
 なるほど、おっしゃることはよく分かります。
この間、税制改革だけでも相当やられていますから。(下に税制改正のあらましを記載)
 それだけではありません。3月議会では国民健康保険料の値上げ、介護保険料の値上げ、紙おむつ支給対象者の縮小、給食サービスの値上げ、移動入浴料金値上げなど、これでもか これでもかといった具合です。 さらに、国会では医療改革と称して、またしても高齢者の医療費抑制策が審議されています。一方で駐留アメリカ軍の基地移転問題では日本政府は全面的な財政支援を当然だとしています。大企業と大金持ちには手厚い減税。庶民からは搾り取る。消費税も2桁論議。
 みんな怒っているんだけど・・・・・・。
 
 「なかなか国民的な運動になりませんなあ。高齢者もそうだけれど、若者もね、大学生がこんなときにひっぱらなあかんのに。」
 「民主党は小沢新党首を選んだけど、自民党に対決して運動することはできないね。」
 そうです、そうです。民主党と自民党は政策的に一緒ですから。だから日本共産党を大きくしてもらわんとあかんのです。
 「がんばってください」との言葉の中に日本共産党に対しても、もっと目に見える活動を求めておられているのだと思いました。
 


(税制改正のあらまし)
その1、公的年金控除の引き下げ(65歳以上、公的年金収入からの控除すべき最低額が140万円から120万円に)
その2、65歳以上。前年の合計所得金額が125万円以下の人への個人市民税の非課税措置の廃止。
その3、65歳以上。前年の合計所得金額が1千万円以下の人に対する控除が廃止(所得税50万円、市民税48万円)
その4、個人市民税の減税分として行なわれてきた定率減税(定率税額控除)が2分の1に。
by chieko_kakita | 2006-04-17 07:39