6月議会・初日から重大事態
2006年 06月 14日
2006年6月14日
6月議会最初の本会議で「中西昭夫議員の資格決定について」の議案が上程されました。
朋友会・辻隆児議員、公明党・吉本光夫議員、日本共産党・柿原高弘議員による共同提案です。「池田市指定袋等取り扱い業務委託」「業務委託単価契約書」と指定取扱店を掲載した「池田市ごみの分別・出し方・日程表」が証拠書類として出され、3会派を代表して柿原議員が提案説明をしました。
提案説明の後、質疑が行われその後、中西昭夫議員が約15分間弁明を行いました。
市民の信託を受けて当選してきた議員に、その資格を議会が云々するのですからことは重大です。この議案はさらに総務委員会で慎重に審議し、最終の本会議で決定することになります。
なにしろこんなことは初めてのことですから、本当にしっかり判断する必要があります。
なぜこんな問題が持ち上がったのかといいますと、
ことの発端は匿名の投書です。
5月9日に議会各会派に届けられたその内容は、「中西昭夫池田市議が池田市の指定ごみ袋を販売して利益を得ている。おかしいのではないか。法的に何らかの処置をすべき」という主旨でした。
自治法では「地方公共団体の議員は当該地方公共団体の請負をすることはできない」としており、議会が3分の2以上で「請負をする者」と判断し議決をすれば議員は失職することになっています。
さらに調査すると中西昭夫議員は、今年3月1日、池田市長と「池田市指定袋等取り扱い業務委託」「業務委託単価契約書」を交わし、市長に代わって市民にごみの指定袋を交換する役務を請負い、その対価としての手数料を市長から受領する契約を行っていたのです。
これは自治法92条の2で言う「請負をする者」に相当するのではないか。ということで今回の事態になったのです。
中西昭夫議員の弁明は「不当である。指定袋の販売契約は請負ではない」「契約書が不備であった。だから請負契約は成立しない」「請負契約は総務課と交わすもので市民生活課と交わしたのは請負契約ではない」などというものでした。
委員会ではこうした弁明も考慮に入れて慎重に判断する必要があります。
6月議会最初の本会議で「中西昭夫議員の資格決定について」の議案が上程されました。
朋友会・辻隆児議員、公明党・吉本光夫議員、日本共産党・柿原高弘議員による共同提案です。「池田市指定袋等取り扱い業務委託」「業務委託単価契約書」と指定取扱店を掲載した「池田市ごみの分別・出し方・日程表」が証拠書類として出され、3会派を代表して柿原議員が提案説明をしました。
提案説明の後、質疑が行われその後、中西昭夫議員が約15分間弁明を行いました。
市民の信託を受けて当選してきた議員に、その資格を議会が云々するのですからことは重大です。この議案はさらに総務委員会で慎重に審議し、最終の本会議で決定することになります。
なにしろこんなことは初めてのことですから、本当にしっかり判断する必要があります。
なぜこんな問題が持ち上がったのかといいますと、
ことの発端は匿名の投書です。
5月9日に議会各会派に届けられたその内容は、「中西昭夫池田市議が池田市の指定ごみ袋を販売して利益を得ている。おかしいのではないか。法的に何らかの処置をすべき」という主旨でした。
自治法では「地方公共団体の議員は当該地方公共団体の請負をすることはできない」としており、議会が3分の2以上で「請負をする者」と判断し議決をすれば議員は失職することになっています。
さらに調査すると中西昭夫議員は、今年3月1日、池田市長と「池田市指定袋等取り扱い業務委託」「業務委託単価契約書」を交わし、市長に代わって市民にごみの指定袋を交換する役務を請負い、その対価としての手数料を市長から受領する契約を行っていたのです。
これは自治法92条の2で言う「請負をする者」に相当するのではないか。ということで今回の事態になったのです。
中西昭夫議員の弁明は「不当である。指定袋の販売契約は請負ではない」「契約書が不備であった。だから請負契約は成立しない」「請負契約は総務課と交わすもので市民生活課と交わしたのは請負契約ではない」などというものでした。
委員会ではこうした弁明も考慮に入れて慎重に判断する必要があります。
by chieko_kakita
| 2006-06-14 22:31