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元日本共産党池田市会議員垣田千恵子の日記です。 垣田千恵子のホームページにもリンクしていますのでTOPからご覧下さい。


by chieko_kakita
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大荒れの第5回合併協議会

 2004年8月3日 (火)

 第5回合併協議会は場所を移して豊能町西公民館で開かれました。
 場所がら豊能町にお住まいの方の傍聴が多かったように思います。
 いよいよ基本4項目の採決が行なわれるという段階で、ひとつの山場を迎えるということもあって、協議は大変な熱気に包まれました。
 基本4項目の内、合併の方式を除く3項目は出席委員の3分の2以上の賛成によって決まりました。すなはち、新市の名称は「池田市」に(20名)。新市の事務所の位置は、現在の「池田市役所」に(24名)。合併の期日は、合併特例法の期限内に(22名)と決まりました。
 しかし、肝心の新設か編入かの合併の方式については、新設9名、編入16名で、どちらも3分の2(20名)に足らず、結論を得ませんでした。
 本来なら池田市・豊能町合併協議会はこの時点で解散です。
 議長(=会長=池田市長)は、方式については次回に持ち越して協議するというのでしょうか。賛否を問い、結論が出たけれど、その結論は気に入らないからと、気に入る結論が出るまで表決を採り直そうというのは通常考えられないことです。倉田会長も第4回協議会で「採決で可決承認されなければ、そこで中座を、改めて協議をやり直ししなければならないか、協議会が解散してしまう」と述べておられます。私は協議会の解散が妥当だと思います。同じ協議会で何度も協議をやり直すというのは問題があると思います。
 また、前回第4回協議会であれほど「方式を決定するタイムリミットは8月3日まで」ということで持ち帰ったのに、そんな議論はなかったかのように「方式だけが持ち越し」というのも不思議です。
 それから、今回は傍聴人の態度も問題でした。合併推進の意見に、賛成する傍聴者がこぞって拍手したり、合併反対の意見に「反対なら協議会に参加するな」などと大声で野次を飛ばしたり、およそこれまでに4回、池田市で行なわれてきた協議会とは異質な雰囲気でした。
 傍聴規定については、第1回協議会で会議運営規定を全員一致して決定しました。その13条の「傍聴人の守るべき事項」に、「会議における言論に対し拍手その他の方法により公然と可否を表明しないこと」とあります。みんなで決めた会議運営規定です。
 傍聴者にも守ってもらいたいものです。
 私は基本4項目の表決に入る前に、合併そのものに対して反対の意思表示を行ないました。(垣田千恵子市政レポートに全文掲載)
 会場内の異様な雰囲気に、休憩中にトイレに行った際、合併推進派の住民に取り囲まれるのではないかという不安を抱いたぐらいです。幸いそんなことはありませんでしたが、これ見よがしに私に聞こえるように非難の言葉を発する人もいました。緊張しました。
 合併の是非も論議する場だとスタートした協議会です。合併の是非について意見を述べる委員を排除するするようなことがあってはなりません。
 とにかく大変な一日でした。
by chieko_kakita | 2004-08-03 00:00